aekam’s blog

日々の記録。yogic life

el viernes 氷でひんやり

同僚と、職場近くにある有名かき氷屋さんへ。一つ一つ丁寧に作られたかき氷の繊細なくちどけの氷、手作りの優しい甘さの蜜をざくざくと口に運ぶ。子供の頭くらいありそうな大きさだったけど遠慮なくお互いの氷を味見しながらぺろっと平らげ、なんなら最後の1滴まで飲み干し完食。宇治金時、黒蜜、苺と色とりどりでモリモリしたかき氷が机の上にどんどん並んでいく様は壮観だった。

夕方にかき氷を食べて帰ったり漫画の貸し借りをしたり、何だかやってることが高校生みたいだねぇと笑いながら駅までの道を歩く。

この日は猛暑日だったので氷のひんやり感が身体に気持ちよく、夏らしい事をした!と思える一日だった。

 

手段と目的と

マイソール練習。二時間弱の練習後は既に一日の仕事を終えたような気持ちになるが、まだ9時にもなっていない。朝にひとしきり体と呼吸に集中した後は足下も頭もクリアになっていて一日を軽快に過ごせるので、やはりアシュタンガヨガの練習は素晴らしいと思う。毎日はなかなかフルでできないけど…

少しずつセカンドのポーズを貰えていて嬉しい。
今日新たに教わったのはベカーサナ。足の甲を見たことがないような方向でぐっと掴むこのポーズ、慣れるのに時間がかかりそうだけど練習しよう。

難易度の高いポーズを教わり出来るようになると嬉しいし、筋力と柔軟性がついた自分を誇らしく思うけど、それがエゴや間違った万能感に繋がる事もあるので気をつけなくてはいけないと思う。SNSによく自分のカッコイイポーズ写真を載せている方々には色々な意味で「すごいな」としか思えないけど、それを見ながら「よくこんなエゴ丸出しの…」とか「身体使えてない…」とか他者への意地悪な気持ちが出てくるのは、自分の良くないエゴの形。
散々言われているようにポーズを取ることがヨガの目的ではないし、ヨガは生活の目的ではなく、あくまで善く生きるためのツール。
アサナの練習は楽しいし好きだし、それにくっとのめり込んでしまう時もあるけど、それが全てにはならないよう、たまには自分を振り替える必要があるなと。

年に何回か、ふと自分のヨガを考察する時期があり、今日練習を終えたあと、そんなことを思った。

焼鳥と夫

仕事帰り、職場すぐ近くの病院に入院している父のもとへ日用品(水)を届ける。今日は夫も来てくれて、夫好きな父は嬉しそう。女ばかり家族なので男性が嬉しいのだと思う
父は思ったより元気そうで安心はしたけど、はやく元通り健康な状態に戻る事を願う。

自分が年を取ることへの変化はどうとでも対処できるけど、それに伴う周りの変化、特に大事な人たちの変化は寂しく辛く感じることがたびたびあり、いろいろ考える。
とりあえず、父の退院祝いは行きたいと言っていた焼鳥屋にしようと思う。

少し遅くなったので、帰りは自宅最寄駅前の、私が現時点で唯一食べられる肉を出してくれる焼鳥屋さんへ。ここの鶏肉は新鮮なのか全くえぐみや臭みがないので、たんぱく質を一気に補給したい時なんかに訪れている。夜にズドンとエネルギーを補給したあとは近くのスーパーでアイスを買い、夫とはんぶんこしながら歩いて帰った。


夫とは付き合って10年になるけど、最近になって(!)身内ながらその優しさに感心し、尊敬することが多い。そしてそんな夫と平和な日々をおくれていることに感謝。
「いつもありがとうね」「いつもすまないね」と、ちゃんと言葉に出して伝えることが大事だと思う。まるで老夫婦のようと言われても。

ビールと珈琲

久々に神戸のモザイクあたりでのんびり。

2、3年ぶりに来たらモザイクの店構えがいろいろ変わっていて、東京で流行っているようなパンケーキのお店なんかも入っていた。未だに外のパンケーキをたべたことがないけど、美味しいのかな。あの、すごい生クリーム……
 
偶然ビール会社のイベントにも遭遇し、天気のいい空の下でビールを楽しむ。空が青い、高い。夏の色。
少し中心部からは外れるけど、ここはのんびりしていていい場所だなぁと改めて思う。

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海からは少し歩いたところにある煉瓦倉庫街が最近開発されたことは聞いていたけれど、そこにあるレストランで珈琲イベントがあるというので参加する。
神戸の珈琲店、若く落ち着きのある若社長を講師に迎えた珈琲カッピング講座。
中南米、アフリカ、アジアからの数種類のスペシャリティ珈琲豆、焙煎度合いをかえたものを少しずつテイスティングした。
甘かったり薫り深かったり酸味があったり。様々な個性を持つ珈琲を味わい、その産地を想像しながら珈琲それぞれの味の違いや特徴を学び、それらを表現する言葉の豊かさに目から鱗。
私は珈琲が大好きなので、美味しいコーヒーを少しずつ味わえるだけでも幸せすぎる時間だったし、更にはうれしくて好き勝手に各珈琲の感想を呟いていると優しい若社長と店長、しかもイケメン、は「そうなんです!」「お目が高い!」などとその度に絶妙に誉めてくれるのですっかりご機嫌になる。
 
イケメンは置いといて。
甘さや酸味、それぞれ特徴ある数種類がうまくブレンドされると、その相乗効果でまた新しい味わいがうまれる珈琲はまるで魔法のようで興味深い。
とても充実した二時間の講座だった。
 
大好きな珈琲、今日仕入れた新たな知識でより充実した珈琲ライフをおくれますように。

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素敵な心遣い

仕事が一緒で仲の良い方がベトナム旅行にいくというので、出来れば…と買い物願いをしたところ、旅行中に何度も写真を送って確認しながら(しかもお店の人に都度wifi を借りて)望みのものを買ってきてくれた。

帰国して3週間後に会う約束をし、じゃあその時にいただけたら…ということでわくわくしていると、職場に彼女からの封筒が。

直近で仕事上のやり取りはないし、?と思いながら封を開けると、なんとそこにはお願いしていた物が。

驚きながら添えてある手紙を見ると、「毎日これを眺めていると早くつけてほしい気持ちが止められないので、先に送ります」という彼女の文字。

優しい心遣いに、とても嬉しく暖かい気持ちになると同時に、仕事で誰からも愛される彼女を人として改めて尊敬する瞬間。とてもsweet で、素敵。

ありがとうございます。


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平和な朝と夜

毎週月、火、水の朝はラジオスペイン語、木はアシュタンガマイソール朝練、というスタイルが馴染んできたこの頃。
ルーティンができると、頭では眠いむにゃむにゃとか思っていても身体はふらふらとそのルーティンをこなす方向へと動く。

今日のマイソールは先生の練習仲間の方がいらしていて、あばらを閉じておへそを中につまみいれ、内転筋を閉めると…いう胸を開くためのスペシャルなしごきがあり、がくがくに…。
少しアドバンスな練習なのである程度練習をしている人だけがそのしごきに誘われてれていたけど、ひーひー言う我々をビギナーの方々は興味と不安が半々、といった様子で見てらした。

こうして新しい身体の使い方を仕込んでいただけるのはeye opening なとても嬉しい経験であり、ありがたい。
今日も充実した練習ができたことに感謝。

夜にはいつものように鳥と遊び、白い頭がはんぺんみたいやな!と夫と二人で平和に爆笑する。


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おそらく外から見たら大したことではないと思うけど(そう思いたい)、日々の人付き合いや仕事などで「何故そんな事言って(やって)しまったの?」というようなイケてない振る舞いの自分に出くわすと、そのまま地面に埋まりたくなるような激しい自己嫌悪に陥ってしまう。
二十歳そこそこの頃に酷かったこの傾向、大人になってようやく落ち着いてきたかと思ったのにここ数年でまた目立つようになってしまった。

それはきっと呪いだ。

あまり原因を外に作ろうとするのはよくないし自分にも原因があるとはわかっているけど、ここ数年で会ってしまった極端に攻撃性の高い、他者の気持ちを慮る事をしない人々に注ぎ込まれた言葉の数々が、何かある度に自分の奥底から顔を覗かせて、自分をそこへ引きずり込もうとする。
そこからなかなか脱する事ができない。

嬉しい言葉や思い出はずっと自分の中に留まり続け自分を明るく照らし続けるけど、その逆も同じように自分の中に居座り続ける。
言葉の一つ一つは祝福であり、呪いでもある。自分自身も気をつけなければいけないと思う。

こうした気持ちに引きずり込まれないためには、自分の中の空気のまめか入れ替えが大事だ。
様々な人との出会いを通じて多様な考えに触れ、柔軟な自分を作っていく事。
自分ではコントロールできない環境事象に負けないよう、自分をよい環境に持っていく努力、練習が必要だ。