妊娠と自然災害
自然災害の多い今年。最大といわれた台風21号の備忘録。
幸い風雨被害はそこまでなかったものの、居住市は広域にわたって停電が発生し、我が家も停電断水8時間半。
呑気にしててお風呂の水張りを失念していたのは最大のミス。
幸い飲料水は備えていたものの、生活用水確保にてんやわんや。夫に近所の公園に水汲みへいってもらい(1つだけあった非常用水袋が素晴らしく役に立った、追加購入しておこう)、明るいうちに必要なものを一まとめにし、あとはひたすら復旧を待つ。
寝ようにも暑さで眠れず、暑くて気持ち悪くなりかけたところで幸い地域の電気は復旧。でも市内は2日経っても停電続行中の地域も多いようだった…。早く元通りになりますように。
この前の地震も豪雨時もそうだったけど、緊急時に先行きの見えない中で色々考えて行動するって予想以上に心理的ストレスがかかる。いずれの災害後も翌日は脱力感半端なかった。
まだ大人だけだったからよかったけど、これが子供もとなるとどうなることか…妊娠中の事でまだよかった。新生児がいる中でこれはかなりきついな(ToT)
いつ何が起こるかわからない。何が起きても臨機応変に柔軟な判断、対応が下せるように正しい知識をつけ、物を備える自助力の向上は何より大切だと思った。
小2の頃の台風停電の思い出。クリスマス用のキャンドル(きれい)を灯し、後に我が家で「停電スパ」と呼ばれるようになる海苔なめ茸和えパスタを作ってくれた母のお陰で、不安な状況ではあっただろうに、怖い思い出は全く無い。
当時は父もおらず母のみ世帯だったのに、そして母も今の私と同じくらいの年立ったろうにと思うと、ホント母強し…。 親が子に与える影響は大きい。わたしもできるだけシャンとしとかなあかんなぁと思った。
写真はそんな話を聞いた夫が灯したアロマキャンドルと彼の非常食のペヤング です。
夫といえば、今回一番痛感したのは夫の防災教育の重要性だったかも…
台風の日もひたすら会社の業務状況を確認し続け(気になって確認してるだけ、自分は出勤/対応必要性も無いので全く必要無い行動)(そもそも貴重な電池の無駄遣い)、家中の灯りや非常用水、電池の存在位置も把握しておらずで(毎日目にする場所にあるのに)かなり残念だった。
一家の長と言われる立場なんだから、こういうときこそ想像力働かせて主体的に動いてほしいもんだわ。