aekam’s blog

日々の記録。yogic life

巡る命と新しい命

祖父の四十九日で朝から姫路へ。

長いような短いようなこの一月半の間、生活の中で祖父がいないという事実をふと思いだし淋しさに涙が溢れるような時も度々あったけど、ようやくその事実を受け入れられるようになってきたと思う。6月に亡くなった祖父、5月にはゴルフの練習に出掛けるほど元気だったそう。急に元気が無くなってしまい、亡くなってしまった事は改めて本当に悲しく残念ではあるけど、思い出話に花が咲くなかで、それは名前の通り一本筋が通っていて、活力溢れる日々を送っていた祖父らしいあり方だったとも思う。


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祖父の孫達の中では初の新世代、つまりひ孫となる、昨年末に産まれた従兄弟の息子さん。晩年の祖父はそんなひ孫にメロメロで、もちろん親戚一同彼にメロメロ。もちもちのお肌に触れながら、生命力の満ちた新しい命はそこにいるだけで周囲を活気付けるんだなぁ、としみじみする

夏の冷え対策メモ

夏真っ盛りなので備忘録もかねて記しておく。

 

6月に2週間の出張、地球の裏側で季節も反対な国から帰国して以来、風邪を引いたこともあり湿気にやられる。二キロ減。身体の水捌け悪く胃痛、だるくて重くてしょうがない。けっこうひどい夏バテ。

そして汗のかきかたが変。マイソール練、上半身は驚く位に汗をかくが下半身はほとんどかかない。流石におかしいのでは?と気付き調べてみたところ、下半身の冷えが原因ではないかという結論に行き着く。下半身でかくべき汗を、まとめて上半身でかいているような。感覚的には、そんな感じ。

 

講じた対策

-部屋着にシルクスパッツで下半身保護

-職場ではレッグウォーマーで冷房対策

-寝る前に白湯(起床後の白湯は既に習慣化している)

-腹巻きは時々でなく毎日

 

結果、これらによって下半身の冷えは改善され、汗は正常になったと思料。上半身の異様な汗はなくなり、下半身の汗を実感できるように。平行して身体も軽く、目覚めも爽やかに。

レッグウォーマーに一番効果を感じられたので、最も深刻だったのは室内(特に職場)の冷房だったのだと思う。楽天で購入したシルクコットンのそれは効果抜群で、いろんな人に薦めている。

二十代後半から毎年夏の感じ方が変わっているが、特にしんどかった今年はこんな感じ。風邪による体力低下、そして冷房って恐ろしい!

fin de semana 信貴山合宿

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ヨガとアーユルヴェーダを学ぶ一泊二日の合宿で、奈良は信貴山玉蔵院へ。素晴らしい環境、先生、仲間のもとで素晴らしい2日間を過ごすことができました

 

例のごとく単身で赴いたので、参加者がどんな方々か、相部屋の方々とうまくやっていけるかが正直気になっていたけど(キャッキャしたグループ感を出しまくりな方々やったらどうしよう…みたいな)、蓋を開ければしっとり落ち着いた大人の方々が多く、とても素敵な出会いがたくさんあり、それが一番嬉しかった。若輩者のわたしもおおらかに受け入れてくださり、感謝。

 

   この2日間で改めて身に染み入るようにして感じたことは、ヨガとは、人生の悦びを学び悦びを共にわかち合うためのものである、ということ。色々なスタイル、やり方があっても、根っこは共通で揺るがないはず。日々の暮らしや練習の中でも常にそれを忘れず意識し、自分なりに丁寧に実践していきたいと思った。

 

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 週末空けた家に帰ると、夫がいろいろ掃除をしてくれていて、家の中が清々しい空気になっていた。いつも自由にさせてくれる夫がいるからこそ私はやっていけるんだなぁと、これもしみじみ感謝。ありがとう。

 

それにしても、わずか2日間のリトリートだったのに1週間くらい経ったかのような濃くて充実した時間だった

el viernes 氷でひんやり

同僚と、職場近くにある有名かき氷屋さんへ。一つ一つ丁寧に作られたかき氷の繊細なくちどけの氷、手作りの優しい甘さの蜜をざくざくと口に運ぶ。子供の頭くらいありそうな大きさだったけど遠慮なくお互いの氷を味見しながらぺろっと平らげ、なんなら最後の1滴まで飲み干し完食。宇治金時、黒蜜、苺と色とりどりでモリモリしたかき氷が机の上にどんどん並んでいく様は壮観だった。

夕方にかき氷を食べて帰ったり漫画の貸し借りをしたり、何だかやってることが高校生みたいだねぇと笑いながら駅までの道を歩く。

この日は猛暑日だったので氷のひんやり感が身体に気持ちよく、夏らしい事をした!と思える一日だった。

 

手段と目的と

マイソール練習。二時間弱の練習後は既に一日の仕事を終えたような気持ちになるが、まだ9時にもなっていない。朝にひとしきり体と呼吸に集中した後は足下も頭もクリアになっていて一日を軽快に過ごせるので、やはりアシュタンガヨガの練習は素晴らしいと思う。毎日はなかなかフルでできないけど…

少しずつセカンドのポーズを貰えていて嬉しい。
今日新たに教わったのはベカーサナ。足の甲を見たことがないような方向でぐっと掴むこのポーズ、慣れるのに時間がかかりそうだけど練習しよう。

難易度の高いポーズを教わり出来るようになると嬉しいし、筋力と柔軟性がついた自分を誇らしく思うけど、それがエゴや間違った万能感に繋がる事もあるので気をつけなくてはいけないと思う。SNSによく自分のカッコイイポーズ写真を載せている方々には色々な意味で「すごいな」としか思えないけど、それを見ながら「よくこんなエゴ丸出しの…」とか「身体使えてない…」とか他者への意地悪な気持ちが出てくるのは、自分の良くないエゴの形。
散々言われているようにポーズを取ることがヨガの目的ではないし、ヨガは生活の目的ではなく、あくまで善く生きるためのツール。
アサナの練習は楽しいし好きだし、それにくっとのめり込んでしまう時もあるけど、それが全てにはならないよう、たまには自分を振り替える必要があるなと。

年に何回か、ふと自分のヨガを考察する時期があり、今日練習を終えたあと、そんなことを思った。

焼鳥と夫

仕事帰り、職場すぐ近くの病院に入院している父のもとへ日用品(水)を届ける。今日は夫も来てくれて、夫好きな父は嬉しそう。女ばかり家族なので男性が嬉しいのだと思う
父は思ったより元気そうで安心はしたけど、はやく元通り健康な状態に戻る事を願う。

自分が年を取ることへの変化はどうとでも対処できるけど、それに伴う周りの変化、特に大事な人たちの変化は寂しく辛く感じることがたびたびあり、いろいろ考える。
とりあえず、父の退院祝いは行きたいと言っていた焼鳥屋にしようと思う。

少し遅くなったので、帰りは自宅最寄駅前の、私が現時点で唯一食べられる肉を出してくれる焼鳥屋さんへ。ここの鶏肉は新鮮なのか全くえぐみや臭みがないので、たんぱく質を一気に補給したい時なんかに訪れている。夜にズドンとエネルギーを補給したあとは近くのスーパーでアイスを買い、夫とはんぶんこしながら歩いて帰った。


夫とは付き合って10年になるけど、最近になって(!)身内ながらその優しさに感心し、尊敬することが多い。そしてそんな夫と平和な日々をおくれていることに感謝。
「いつもありがとうね」「いつもすまないね」と、ちゃんと言葉に出して伝えることが大事だと思う。まるで老夫婦のようと言われても。

ビールと珈琲

久々に神戸のモザイクあたりでのんびり。

2、3年ぶりに来たらモザイクの店構えがいろいろ変わっていて、東京で流行っているようなパンケーキのお店なんかも入っていた。未だに外のパンケーキをたべたことがないけど、美味しいのかな。あの、すごい生クリーム……
 
偶然ビール会社のイベントにも遭遇し、天気のいい空の下でビールを楽しむ。空が青い、高い。夏の色。
少し中心部からは外れるけど、ここはのんびりしていていい場所だなぁと改めて思う。

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海からは少し歩いたところにある煉瓦倉庫街が最近開発されたことは聞いていたけれど、そこにあるレストランで珈琲イベントがあるというので参加する。
神戸の珈琲店、若く落ち着きのある若社長を講師に迎えた珈琲カッピング講座。
中南米、アフリカ、アジアからの数種類のスペシャリティ珈琲豆、焙煎度合いをかえたものを少しずつテイスティングした。
甘かったり薫り深かったり酸味があったり。様々な個性を持つ珈琲を味わい、その産地を想像しながら珈琲それぞれの味の違いや特徴を学び、それらを表現する言葉の豊かさに目から鱗。
私は珈琲が大好きなので、美味しいコーヒーを少しずつ味わえるだけでも幸せすぎる時間だったし、更にはうれしくて好き勝手に各珈琲の感想を呟いていると優しい若社長と店長、しかもイケメン、は「そうなんです!」「お目が高い!」などとその度に絶妙に誉めてくれるのですっかりご機嫌になる。
 
イケメンは置いといて。
甘さや酸味、それぞれ特徴ある数種類がうまくブレンドされると、その相乗効果でまた新しい味わいがうまれる珈琲はまるで魔法のようで興味深い。
とても充実した二時間の講座だった。
 
大好きな珈琲、今日仕入れた新たな知識でより充実した珈琲ライフをおくれますように。

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